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『紅鶴』


1907年に描かれた『紅鶴』という大作です。
南国を連想させる植物、対岸に見える原住民らしいシルエット、
また、水辺に佇む紅の鶴。
何の変哲もない風景画…ではないですね。


ルソーの風景画には、本当に何の変哲もない(街並みとか)風景画も多いが、
この絵に感じられるのは、そういった何の変哲もない風景画ではなく、
幻想性、微かなシュール性。

色使いは少しパステルがかって、
ラウル・デュフィを彷彿させる(ちょっと無理やりだが)。

それでも、ルソーの個性である「色使い」が
ジャングル画や、もっさりした色使いの作品とは違う
淡い、さっぱりした側面が見える。

ルソーの他の風景画でいうと、
『夕暮れの眺め』に近い色使いだろうか。
こういう「淡い」風景画を探してみるのも面白いかもしれない。
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